コラム

Webサイトの種類を解説!目的別の組み合わせ参考例もご紹介

Webサイトの種類を解説!目的別の組み合わせ参考例もご紹介

「Webサイトにはどんな種類があるの?」

「自社の目的に合ったWebサイトを制作するには、どの種類を選べばいい?」

と悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、Webサイトの種類やそれぞれの特徴、主な掲載コンテンツをご紹介します。

目的に合ったWebサイトの選び方や複数のサイトを組み合わせた活用例も解説しますので、ぜひ参考にしてください。

Webサイトの種類一覧|目的・特徴・主なコンテンツを比較

webデザインが表示されたデスクトップ

Webサイトには、企業情報を発信するものや商品・サービスの購入を促すもの、採用目的として作られたものなど、さまざまな種類があります。

代表的な種類は次の通りです。

  • コーポレートサイト
  • 採用サイト
  • ランディングページ(LP)
  • サービスサイト
  • ブランドサイト
  • オウンドメディア
  • ECサイト
  • ポータルサイト
  • キャンペーンサイト
  • 会員向けサイト

ここでは、それぞれのWebサイトの特徴や主な掲載コンテンツを詳しくご紹介していきます。

その1|コーポレートサイト

コーポレートサイトとは、会社概要や事業内容、企業理念など、企業の情報を発信するためのホームページのことです。

企業について調べる際、まずホームページを確認する方も多いのではないでしょうか。

コーポレートサイトがあれば、企業の基本情報や事業内容を知ってもらえるだけでなく、企業への理解や信頼を深めるきっかけにもなるでしょう。

コーポレートサイトを訪れるのは、見込み顧客や取引先、投資家、求職者など、さまざまな立場の人です。

それぞれが知りたい情報をわかりやすく掲載することで、問い合わせや商談、採用などにつなげやすくなります。

コーポレートサイトの主な掲載コンテンツ

コーポレートサイトには、企業の基本情報に加え、閲覧者が知りたい情報を掲載します。

サイトの目的やターゲットに合わせて、必要なコンテンツを選びましょう。

    基本となるコンテンツ

  • 会社概要
  • 事業・サービス紹介
  • お知らせ
  • お問い合わせ
  • 個人情報の取り扱いについて

    目的に合わせて追加したいコンテンツ

  • 代表メッセージ・企業理念
  • 企業の沿革
  • 導入事例・お客様の声
  • よくある質問
  • コラム・お役立ち情報
  • 資料請求・ダウンロード
  • 採用情報
  • 投資家向け情報
  • 環境・社会への取り組み

掲載するコンテンツは、サイトの目的やターゲットに合わせて選ぶことが大切です。

たとえば、見込み顧客の獲得を目指すBtoB企業なら、製品・サービス情報や導入事例を充実させるとよいでしょう。

投資家向けには、IR情報、求職者向けには採用情報など、閲覧者のニーズに合った情報を掲載することで企業への理解を深められます。

誰に何を伝えたいのかを明確にし、必要なコンテンツを検討しましょう。

その2|採用サイト

採用サイトとは、求職者に向けて企業の魅力や募集情報を発信するホームページのことです。

仕事内容や職場の雰囲気、選考に関する情報などを掲載し、応募の促進や入社後のミスマッチ防止につなげます。

コーポレートサイト内に採用ページを設ける方法もありますが、採用活動に力を入れたい場合は、独立した採用サイトを制作するのも効果的です。

採用サイトの主な掲載コンテンツ

採用サイトには、募集要項だけでなく、企業の特徴や職場の雰囲気が伝わるコンテンツも掲載しましょう。

求職者が仕事内容や働く環境を具体的にイメージできるよう、次のような情報を用意することが大切です。

  • 会社概要・企業理念
  • 事業内容
  • 募集要項
  • 社員紹介・インタビュー
  • 職場環境・社風
  • 福利厚生・キャリアパス
  • 選考フロー
  • よくある質問
  • プライバシーポリシー

採用サイトでは、募集要項など、テキストベースの基本情報に加え、社員インタビューや職場の写真・動画を活用し、働き方や社内の雰囲気を視覚的に伝えることも効果的です。

求職者が入社後の姿を具体的にイメージできるよう、必要な情報を分かりやすく掲載しましょう。

その3|ランディングページ

ランディングページとは、商品・サービスの購入や問い合わせ、資料請求など、特定の行動を促すためのページのことです。

「Landing Page」の頭文字から「LP」とも呼ばれます。

一般的なホームページが企業情報やサービス情報を幅広く伝えるのに対し、LPは特定の商品・サービスに焦点を当て、申し込みなどにつなげることを重視しています。

Web広告のリンク先として使われることも多く、見込み顧客の獲得や売上アップを目指す際に活用されます。

ランディングページの主な掲載コンテンツ

LPでは、商品・サービスの魅力を伝えるだけでなく、ユーザーが抱える疑問や不安を解消する情報も必要です。

購入や問い合わせを検討する人の視点に立ち、次のようなコンテンツを用意しましょう。

  • 商品・サービスの概要
  • 主な特徴・メリット
  • 他社との違い
  • 導入事例・利用者の声
  • 料金・プラン
  • よくある質問
  • 購入・問い合わせフォーム
  • プライバシーポリシー

たとえば、商品の特徴を紹介するだけでは、ユーザーが自分にとってどんなメリットがあるのかを判断できないこともあります。

利用によって解決できる悩みや具体的な導入事例を紹介すれば、購入後のイメージを伝えやすくなるでしょう。

さらに、料金やよくある質問など、検討時に気になる情報も分かりやすく掲載することが大切です。

ユーザーの疑問を解消しながら申し込みへと誘導できるよう、情報の順序やボタンの配置にも工夫を凝らしましょう。

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その4|サービスサイト

サービスサイトとは、商品・サービスに特化したWebサイトのことです。

商品・サービスの特徴やメリットを詳しく紹介し、認知度の向上や問い合わせ・申し込みの獲得を目指します。

コーポレートサイトとは異なり、特定の商品・サービスに焦点を当てて情報を発信できる点が特徴です。

ターゲットに合わせて掲載内容やデザインを工夫することで、商品の魅力をより効果的に伝えられます。

サービスサイトの主な掲載コンテンツ

サービスサイトでは、商品・サービスの基本情報に加え、ユーザーが導入を検討する際に役立つ情報も掲載します。

  • 商品・サービスの概要や特徴
  • 機能・仕様
  • 導入事例・実績
  • 料金・プラン
  • よくある質問
  • 資料請求・問い合わせフォーム

コーポレートサイトよりもターゲットを絞り込みやすいため、どのようなユーザーに最終的にどのような行動を取ってほしいのかを明確にすることが大切です。

そのうえで、ユーザーの関心や検討段階に合わせて情報を配置し、資料請求や問い合わせなどの目的とする行動につながる導線を設計しましょう。

その5|ブランドサイト

ブランドサイトとは、展開するブランドの価値観や世界観、こだわりなどを伝えるWebサイトです。

商品・サービスの機能や価格だけでなく、ブランドが大切にしている想いや背景も発信します。

コーポレートサイトが企業全体の情報を伝えるのに対し、ブランドサイトは特定のブランドに焦点を当てて魅力を伝える点が特徴です。

また、サービスサイトが商品・サービスの特徴や導入メリットを紹介するのに対し、ブランドサイトはブランドそのものへの理解や共感を深めることを重視します。

ブランドへの共感や愛着が深まれば、継続的に商品を購入するファンの獲得にもつながるでしょう。

そのため、ブランド独自の価値や魅力が伝わるコンテンツを用意することが大切です。

ブランドサイトの主な掲載コンテンツ

ブランドサイトでは、商品の紹介に加え、ブランドならではの価値観や魅力が伝わるコンテンツを掲載します。

  • ブランドコンセプト・メッセージ
  • ブランドの歴史・誕生ストーリー
  • 商品・サービスの紹介
  • 開発者や生産者の想い
  • ブランドの世界観を伝える写真・動画
  • キャンペーン・イベント情報
  • 店舗情報・取扱店
  • お問い合わせ・サポート情報
  • プライバシーポリシー

特に、ブランドが生まれた背景や商品づくりへのこだわりは、他のブランドとの違いを伝えるうえで重要です。

写真や動画も活用しながら、ブランド独自の世界観を表現しましょう。

ユーザーの共感や愛着を育み、長く選ばれるブランドを目指すことがポイントです。

その6|オウンドメディア

オウンドメディアとは、企業が自社で運営し、継続的に情報を発信するメディアのことです。

広い意味では、自社が保有するWebサイトやSNS等も含まれますが、Webマーケティングでは、ブログやコラムを通じて情報を発信するWebサイトを指すことが一般的です。

コーポレートサイトが企業概要や事業内容などを伝えるのに対し、オウンドメディアは読者の疑問や悩みに応える情報を発信し、接点を増やす役割を担います。

役立つ情報を継続的に届けることで、企業を知ってもらうきっかけをつくり、商品・サービスへの興味や信頼を育むことができます。

オウンドメディアの主な掲載コンテンツ

オウンドメディアでは、読者が知りたい情報や抱えている課題に合わせて、さまざまなコンテンツを発信します。

  • 業界の動向や基礎知識を解説する記事
  • 読者の悩みを解決するノウハウ記事
  • 商品・サービスの選び方や活用方法
  • 導入事例・インタビュー
  • 専門家や社員による解説

コンテンツを作成する際は、自社が伝えたい情報だけでなく、読者が何を知りたいのかを考えることが重要です。

たとえば、業界の基礎知識や実践的なノウハウを紹介すれば、まだ自社の商品・サービスを知らない人にも接点を持てます。

記事を通じて関心を高め、関連サービスの紹介や資料請求へと自然につなげることで、将来の顧客との関係づくりにも役立ちます。

その7|ECサイト

ECサイトとは、インターネット上で商品・サービスを販売するWebサイトのことです。

実店舗に足を運ばなくても購入できるため、時間や場所にとらわれず、幅広いユーザーに商品を届けられます。

ECサイトには、大きく分けてモール型と自社型の2種類があります。

モール型は、Amazonや楽天市場などのオンラインショッピングモールに出店する形式です。

一方、自社型は、独自のECサイトを構築・運営する形式で、デザインや販売方法を自社の方針にあわせて設計できます。

ECサイトでは、購入履歴やアクセス状況を分析すれば、商品構成や販促施策の改善にも役立てることができます。

ECサイトの主な掲載コンテンツ

ECサイトでは、ユーザーが商品を選び、安心して購入できるように、商品情報から決済、購入後の案内まで必要な情報や機能を整えます。

  • 商品一覧・商品詳細ページ
  • ショッピングカート・決済機能
  • 注文・決済フォーム
  • 配送・送料・返品に関する案内
  • 口コミ・レビュー

ECサイトの構築方法によって、必要な費用や機能、運営の自由度は異なります。

手軽に販売を始めたい場合はモール型、独自のデザインや販売戦略を重視する場合は自社型など、目的や予算に合った方法を選びましょう。

その8|ポータルサイト

ポータルサイトとは、Webページにアクセスする前に訪問するページのことを指します。

ポータルサイトには、検索エンジンのように幅広い情報を探せるものから、特定の分野に特化したものまであります。

たとえば、GoogleやYahoo!、特定の分野に特化したものだと、不動産情報をまとめた「SUUMO」や旅行先の宿泊施設を探せる「じゃらんnet」などもポータルサイトに当てはまります。

ポータルサイトの主な掲載コンテンツ

ポータルサイトでは、ユーザーが必要な情報を効率よく見つけられるよう、検索や比較に役立つ機能を用意します。

  • キーワード検索
  • 条件による絞り込み
  • 検索結果の一覧表示
  • おすすめ情報・ランキング
  • カテゴリ・タグによる分類
  • 口コミ・レビュー
  • お役立ち情報

たとえば、飲食店のポータルサイトの場合、エリアやジャンル、予算などで店舗を絞り込めると、希望に合うお店を探しやすくなります。

掲載する情報や必要な機能は、ポータルサイトの種類によって異なるため、どのようなユーザーが何を探し、どのように比較・選択するのかを考えて設計することが大切です。

その9|キャンペーンサイト

キャンペーンサイトとは、商品・サービスの販売促進やイベントへの参加を促すために、特定の企画に合わせて制作するWebサイトのことです。

コーポレートサイトやサービスサイトでもキャンペーン情報は発信できますが、専用のサイトを設けることで、企画の内容や魅力を集中的に伝えられます。

企業情報など、ほかの情報に埋もれにくく、キャンペーンの認知拡大や販売促進につなげやすい点がメリットです。

また、企画の目的やターゲットに合わせてデザインや構成を工夫できるため、参加を促す導線も設計しやすくなります。

キャンペーンサイトの主な掲載コンテンツ

キャンペーンサイトでは、企画の魅力を伝えるとともに、参加方法や条件をわかりやすく案内することが大切です。

  • キャンペーンの概要・開催期間
  • 商品・サービスの紹介
  • 参加条件・応募方法
  • エントリーフォーム
  • キャンペーンに関する注意事項
  • プロモーション動画・画像
  • 公式SNSへのリンク

写真や動画を活用すれば、キャンペーンの魅力を視覚的に伝えられます。

さらに、Web広告やSNSと連携して専用サイトへ誘導することで、幅広いユーザーに企画を知ってもらう機会を増やせるでしょう。

その10|会員向けサイト

会員向けサイトとは、会員登録したユーザーに限定コンテンツや専用サービスを提供するWebサイトのことです。

会員だけが利用できる情報や機能を用意することで、継続的な利用を促したり、顧客との関係を深めたりできます。

Webサイトでは、閲覧できる範囲を以下の3つの区分に分けています。

  • オープンサイト:誰でも自由に閲覧できるWebサイト
  • クローズドサイト:会員など、特定のユーザーだけが閲覧できるWebサイト
  • セミクローズドサイト:一般公開する情報と会員限定の情報を使い分けるWebサイト

会員向けサイトは、主にクローズドサイトやセミクローズドサイトとして運営されます。

たとえば、会員限定の有料コミュニティは、クローズドサイトに適しています。

一方、商品情報はだれでも閲覧できるようにし、会員限定クーポンや購入履歴などはログイン後に確認できるようにすれば、セミクローズドサイトとして運営できます。

会員向けサイトの主な掲載コンテンツ

会員向けサイトでは、利用目的に応じて、次のような機能やコンテンツを用意します。

  • 会員登録・ログイン機能
  • マイページ
  • 会員限定の記事・動画・資料
  • 会員向けのお知らせ
  • 購入履歴・利用履歴の確認
  • 会員特典・クーポンの提供
  • 会員同士が交流できるコミュニティ
  • お問い合わせ窓口

必要な機能は、サイトの目的によって異なります。たとえば、オンライン講座なら動画の試聴や学習状況の確認、ECサイトなら購入履歴やポイントの確認などが考えられます。

また、会員登録していないユーザーにも一部の情報を公開すれば、サービスの魅力を知ってもらうきっかけになります。

会員限定の特典や便利な機能を用意し、登録するメリットを伝えることも大切です。

目的に合ったWebサイトの種類を選ぶポイント

webサイトが表示されているノートパソコンの画面

Webサイトにはさまざまな種類があり、それぞれ特徴や得意とする役割が異なります。

目的に合ったWebサイトを制作するには、制作の目的やターゲット、必要な機能、費用などを総合的に検討することが大切です。

ここでは、Webサイトの種類を選ぶ際に押さえておきたい3つのポイントを紹介します。

ポイント1|Webサイトを制作する目的と優先順位を明確にする

まずは、Webサイトを制作する目的を明確にしましょう。

企業や商品を知ってもらいたいのか、購入や問い合わせにつなげたいのか、会員との関係を深めたいのかによって、適したWebサイトの種類は異なります。

たとえば、次のように、達成したい目的に応じてWebサイトの種類を検討してみましょう。

  • 企業情報や事業内容を伝えたい→コーポレートサイト
  • 商品・サービスの購入につなげたい→ECサイト、ランディングページ
  • 見込み顧客を集めたい→オウンドメディア
  • 会員との継続的な関係を築きたい→会員向けサイト

複数のWebサイトを制作する場合は、全てを同時に進めるのではなく、事業の課題や優先順位を踏まえて検討することも大切です。

制作には費用や時間がかかるため、今解決すべき課題は何かを見極め、優先して取り組むべきサイトを決めましょう。

たとえば、売り上げの伸び悩みが課題で、商品・サービスの魅力が十分に伝わっていない場合は、サービスサイトの制作を優先する方法があります。

一方、新規顧客の獲得よりもブランドの認知度向上が急務であれば、ブランドサイトの制作が有力な選択肢になります。

全てのサイトを同時に制作するのではなく、解決したい課題と期待できる効果を照らし合わせ、成果につながりやすいものから取り組むことが大切です。

ポイント2|制作費用と運用体制を考慮する

Webサイトを制作する際は、初期費用、公開後にかかる更新、運用費用、必要な人員も考慮しましょう。

制作費用は、Webサイトの種類や規模、デザイン、搭載する機能などによって異なります。

また、公開後も情報の更新やコンテンツの追加、問い合わせへの対応などが必要になる場合があります。

そのため、次の点を確認し、自社の予算や運用体制に合ったWebサイトを選ぶことが大切です。

  • 制作費用と公開後の費用を確保できるか
  • 専門的な作業を社内で対応するか、外部に依頼するか

必要な費用や作業を事前に把握しておくことで、公開後の負担を想定しやすくなります。

制作時の費用だけで判断せず、長期的に運用を続けられるかという視点も持ちましょう。

ポイント3|必要な機能やコンテンツを洗い出す

Webサイトを制作する際は、目的を達成するために必要な機能やコンテンツを整理しましょう。

すべての要素を盛り込むのではなく、目的達成への必要性やユーザーにとっての重要度を踏まえて、優先順位を決めることが大切です。

判断する際は、次の点を確認してみましょう。

  • Webサイトの目的を達成するために欠かせないか
  • ユーザーが必要な情報を得たり、目的の行動を取ったりするうえで役立つか
  • 制作費用や運用の負担に見合う効果が期待できるか

優先度の高い機能やコンテンツから取り入れることで、制作費用や開発期間を抑えやすくなります。

また、公開後の利用状況やユーザーの反応を確認しながら、必要に応じて機能やコンテンツを追加・改善していくことも検討しましょう。

複数のWebサイトを組み合わせる活用例

会議室で和やかに話しているイメージ

予算に余裕がある場合や既存のWebサイトだけでは対応しきれない課題がある場合は、複数の種類を組み合わせる方法も効果的です。

それぞれのサイトの役割を明確にすることで、情報を届けられるユーザーや施策の幅が広がり、集客や採用、販売などの成果にもつなげやすくなります。

ここでは、複数のWebサイトを組み合わせた活用例を4つご紹介します。

活用例1|コーポレートサイトと採用サイトで企業情報と採用情報を伝える

クラシル株式会社

クラシル

クラシル 採用情報

コーポレートサイトと採用サイトを組み合わせると、企業への理解を深めてもらいながら、採用に興味を持った人に必要な情報を届けられます。

コーポレートサイトで事業内容や企業理念を知った人が、採用サイトで仕事内容などを詳しく確認できれば、入社後の姿もイメージしやすくなるでしょう。

実際に、レシピサービス「クラシル」などを展開するクラシル株式会社は、コーポレートサイトと採用サイトを設けています。

コーポレートサイトでは事業内容や企業理念などを紹介し、採用サイトでは募集職種に加え、社員インタビューや福利厚生、キャリア制度、オフィスの様子なども掲載しています。

このように、企業として目指す方向性だけでなく、実際に働く人や職場環境についても発信することで、閲覧者が増え、自社とマッチする候補者に出会うきっかけにつながるかもしれません。

活用例2|サービスサイトとランディングページで問い合わせ・購入につなげる

鈴茂器工株式会社

鈴茂器工

業務用IH炊飯ジャー NW-QSZ18A|鈴茂器工株式会社

サービスサイトとランディングページを組み合わせる場合は、それぞれの役割に応じてユーザーを誘導することがポイントです。

活用例として、鈴茂器工株式会社の事例が挙げられます。

鈴茂器工株式会社は、寿司ロボットや業務用炊飯器など、米飯加工機械の開発・製造・販売を手がけるメーカーです。

同社は、公式ホームページの他に、新製品の展示会に向けて専用のLPを制作し、製品の特長や機能を伝えることで、製品への理解を深めてもらう取り組みを行っています。

このように、ホームページとあわせてLPで特定の商品やサービスの魅力を集中的に伝えることで、ユーザーが次の行動に進みやすくなります。

活用例3|オウンドメディアとコーポレートサイトで認知から信頼獲得につなげる

コクヨ株式会社

コクヨ

オウンドメディアとコーポレートサイトを連携させると、記事を通じて自社を知った人に、企業への理解を深めてもらう流れをつくれます。

オウンドメディアの記事で自社のサービスに関心を持った人が、コーポレートサイトで企業情報や実績を確認できるようにすると、問い合わせを検討する際の判断材料になります。

活用例として、コクヨの公式サイトが挙げられます。

コクヨの公式サイトでは、企業情報や製品情報に加え、読みものを掲載するマガジン領域を設けています。

記事では、デザイナーなどの社員へのインタビューを通じて、社員自身が普段使っている商品のお気に入りのポイントや実際に使って感じた魅力を紹介しています。

商品情報だけでなく、使う人のリアルな声を届けることで、読者が商品の特徴や魅力を具体的にイメージできるよう工夫されている点が特徴です。

このように、社員の視点を取り入れた記事コンテンツを通じて商品の魅力を伝えることも、企業への理解や商品への関心を深める方法の一つと言えるでしょう。

活用例4|ECサイトとブランドサイトで販売とブランド価値向上を両立する

ジョンマスターオーガニック

ジョンマスターオーガニック

ECサイトとブランドサイトを組み合わせると、商品の購入を促すだけでなく、ブランドの世界観や商品の魅力も伝えられます。

価格や機能だけでは伝わりにくい商品の背景やこだわりを知ってもらうことが、購入を検討するきっかけになるでしょう。

たとえば、オーガニックコスメブランドのジョンマスターオーガニックは、商品の販売とブランドの魅力発信を両立している公式オンラインストアを展開しています。

商品情報に加え、ブランドのこだわりや商品の使い方などを紹介するコンテンツも掲載し、買い物をしながら、ブランドへの理解を深められる構成が特徴です。

このように、商品の魅力を伝えるコンテンツと購入につながる導線を組み合わせれば、商品の理解を深めながら買い物を楽しんでもらえます。

具体的には、次のような工夫が考えられます。

  • ブランドサイトで商品の開発背景や素材へのこだわりを紹介する
  • 商品紹介ページからECサイトへ誘導し、気になった商品をスムーズに購入できるようにする
  • ECサイトでも特集記事や使い方のコンテンツを紹介し、商品の魅力を多角的に伝える

購入のしやすさとブランドの魅力を伝えること、その両方を大切にしたサイト設計を目指しましょう。

Webサイトの制作費用の相場は?

電卓で計算をしている様子

Webサイトの制作費用は、サイトの種類や規模、搭載する機能、依頼先などによって大きく異なります。

たとえば、企業情報を中心に掲載するコーポレートサイトと、商品を販売するECサイトでは、必要な機能や制作工程が異なります。

また、同じ種類のサイトでも、ページ数やデザインへのこだわり、原稿や写真の制作を依頼するかどうかによって費用に差が生じるでしょう。

そのため、Webサイトの制作費用を一律に示すことはできません。

参考としてShopify Japanが公開している制作費用の目安を紹介します。

Webサイトの種類・規模 制作費用の目安
コーポレートサイト(5〜10ページ) 50万〜150万円
コーポレートサイト(10〜30ページ) 150万〜400万円
採用サイト(独立した標準的なサイト) 150万〜400万円
オウンドメディア(簡易的な構成) 50万〜200万円
LP(テンプレート活用) 10万〜30万円
LP(オリジナルデザイン) 30万〜80万円

※上記は、同記事で紹介されている初期制作費用の目安です。すべての制作会社に共通する相場ではなく、実際の費用は制作内容や要件によって変わります。

費用を比較する際は、金額だけで判断せず、どこまでの作業が含まれているかを確認することも大切です。

企画や設計、原稿作成、写真撮影、公開後の保守・運用など、見積もりに含まれる範囲を整理したうえで、自社の目的や予算に合った制作方法を選びましょう。

以下の記事では、より詳しくWebサイトの費用相場について解説しています。あわせてチェックしてみてください。

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Webサイトの種類を解説!目的別の組み合わせ参考例もご紹介|まとめ

Webサイトには、企業情報を伝えるコーポレートサイトや商品・サービスの購入を促すランディングページ、ブランドの魅力を発信するブランドサイトなど、さまざまな種類があります。

それぞれの特徴を理解し、自社の目的や課題に合ったWebサイトの種類を選ぶことが大切です。

Webサイトの制作を検討する際は、次の3つのポイントを押さえておきましょう。

  • 認知度の向上や集客、販売、採用など、Webサイトを制作する目的を明確にする
  • 制作時の予算だけでなく、公開後の更新や管理に必要な費用・人員も考慮する
  • 必要に応じて複数のWebサイトを組み合わせ、それぞれの役割を活かして問い合わせや購入につながる導線を整える

優先順位を決めながら、自社の課題解決や事業の成長につながるWebサイトを目指しましょう。

日々の業務と並行して更新や改善を続けることが難しい場合は、制作会社への依頼も選択肢の一つです。

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